「結婚生活をスタートさせた方へ~
夫婦協力の家庭を目指して~」
- 御結婚おめでとうございます。結婚はゴールであり、新たな成長のスタートですね。
- 結婚をすることで、「わたし」から「わたしたち」へ
- 誰も教えてくれない「わたしたち」の視点の大切さ
- 忙しさが夫婦の協力には大きなハードル
- 偶然にまかせずに、御二人でお互いに理解し合うことができます。
- 大切なのは、「わたしたち」の意思をつくるタイミングと作り方
- 実は、「なんとなく不安」は、ほとんどすべての夫婦が経験している。
- ですが、「わたしたち」を新しくつくっていくことは、本当に一つひとつが大変です。
- 完璧じゃないのに、お互いに穏やかで末永く続く愛情へと発展していく
- だからこそ、おすすめしたい夫婦共同のカウンセリング
- こんなとき、夫婦でのカウンセリングはお役に立てます。
御結婚おめでとうございます。結婚はゴールであり、新たな成長のスタートですね。
御結婚おめでとうございます。日々の生活の幸せや悲しみを共有し、励まし合いながら歩めるパートナーがいることは何よりも心強いことです。
また、人生は色彩豊かになります。何をせずとも得られる日々の穏やかな充足感はとても素敵なものです。
ただ、結婚することで、これまでの人生観や価値観をさらに豊かに成長させることが必要になるのも本当のことです。そうした成長を通じて、今までの御二人の経験はさらに深みを増し、風情ある色彩を帯びて輝いていくでしょう。
結婚をすることで、「わたし」から「わたしたち」へ
人は、結婚をすることで何が変わるのでしょうか。それは、まず最初に「わたしたち」を主語にして話す場面や、行動する場面が増えることです。
大切なのはどちらか一方の気持ちではなく御二人で話し合った上での「二人の意思」になり、この「二人の意思」の重みがぐんと増してきます。
それは、家庭や仕事のこと、くらしや環境のこと、趣味のこと、出産や子育てのこと、ご家庭それぞれですが、あらゆるものを含みます。「わたしたち」なることは、とても大切な視点の変化のように思います。
誰も教えてくれない「わたしたち」の視点の大切さ
この「わたしたち」の心構えができていないと、こんなことが起こります。
- 片方のパートナーにだけ家庭内のことを押し付けてしまう。
- 片方のパートナーの意思で、家を買うことや、くらしの環境、仕事の変更等の方針がすべて決まってしまう。
- 家庭であってはならないような上限関係ができてしまい、片方の人格が傷つけられる。(お互いに上手なことや
苦手なことで頼るー頼られるの関係とはちがいます。) - 結婚したけれど、なすべき成長を共に進めることができなくて、二人の想いが離れていってしまう。
などです。
私たちはお互いに協力していかなればならないことは知っているのに、どうして「わたしたち」の視点を大切にして協力できないことがあるのでしょうか。
それは、お互いの気持ちを通い合わせるには、とてもエネルギーが必要で、二人だけでお互いを理解するにはかなり充分なほどの心の余裕が必要だからです。
忙しさが夫婦の協力には大きなハードル
忙しくてお互いにゆっくり話し合う時間がとれなくなると、心の余裕がない中で片手間にパートーナーのことを理解しようとするため、気持ちがすれ違うようになります。
これは何も知らないと、価値観の相性や、タイミングや、運の要素が大きくなってしまい、偶然に左右されるせいでほとんどの人は諦めてしまいます。
偶然にまかせずに、御二人でお互いに理解し合うことができます。
では、安定してお互いの気持ちを通わせて穏やかな日々を持続させる、忙しくても工夫で関係を輝かせるといったことはできないのでしょうか。
もちろん、できます。できないことはありません。
家庭生活を充実させている人たちができていることや、御二人の間でお互いに理解し合っていることを、パートナーがそろって確認していけばよいのです。
大切なのは、「わたしたち」の意思をつくるタイミングと作り方
例えば、人との関係がずれてきて違和感が起こるときですが、その最初の原因になりやすいものがあります。それは片方のパートナーに起こる「よくわからない不安や心配」です。人にもよりますが、「このタイミングでそんなに先のことを決めたいの?まだこれからどうなるか他のことも全然わからないのに?」といった何十年も先のことを、まるで誓約書のように確約したがる方やそれとなく伝える方もいます。
簡単に言うと、心に不安がいっぱいで、相手のことを考える余裕が全くなくなってしまっている状態なのです。
社会の状況や周りのことが変化したなら、そのときにならないと、総合的に二人の気持ちを確認した上での判断はできません。その時点で判断できないことなのに、「なんとなく不安」という理由だけで相手に無理強いするほど自分自身が追いつめられてしまっている人が少なくありません。
実は、「なんとなく不安」は、ほとんどすべての夫婦が経験している。
実はこの「なんとなく不安」「なんとなく違う」は、夫婦生活を続ける上で小さなものから大きなものまで、ほとんどすべての人が経験しています。
私など、夫婦でお互いに経験してきたことが違うことも多々あり、「わたしたち」の価値観を一つひとつ新しく作り上げていくのはとても大変なことでした。
それでも今、私とは真逆の長所と短所を持つパートナーを見て、やはり自分とは違うなぁ、おかげで助かるし楽をせてもらっているなぁ、と思っています。
だって、自分の苦手なことが、パートナーの得意なことですから。
私と全く異なる性格のパートナーと協力し合う道を歩んできたので、幅広い視野を夫婦で持てて、この先何があっても楽しく生きていけると実感しています。
ですが、「わたしたち」を新しくつくっていくことは、本当に一つひとつが大変です。
この「わたしたち」をつくる作業は、あの手この手を使った作業でした。
二人でいろいろなツールを引っ張ってきました。性格の診断や、夫婦の家事カウンセリングシート、それぞれの悩みごとに関する相談を二人で進めながら、自分たちであれこれ試しました。
お互いを理解し合うために必要なことには一緒に取り組んだのです。
時期によっては、そうした努力をいったん脇に置いて、片方の心身の負担が大きい場面では、もう一人のパートナーが問答無用で相手側に合わせることにした局面もありました。
完璧じゃないのに、お互いに穏やかで末永く続く愛情へと発展していく
では、「わたしたち」の意思を新しく作り上げていく中で、どうなるのでしょうか。
結局のところ、お互いの理解が進むと、また来世で結婚するならもう一度この人と一緒になりたい、とちょっとメルヘンチックなことすら思えるようになります。
あくまで、これは私の個人的な感想ですが。
現実的なところで言えば、「世界で一番私のことを理解してくれているのがわたしのパートナー」だと思っています。
お互いにできないこともあるし完ぺきではないけれど、次はもっとスムーズに協力してもっと楽しく過ごしたいとも思います。
だからこそ、おすすめしたい夫婦共同のカウンセリング
結婚生活はただ偶然にまかせていては、もったいないのです。
人はお互いを上手に理解し合うことで、お互いに唯一無二の最高のパートナーになれるのです。
これからお二人で最高のパートナーシップを末永く育んでいきたい方は、ぜひ夫婦カウンセリングをご利用ください。
こんなとき、夫婦でのカウンセリングはお役に立てます。
1・夫婦で末永く最高のパートナーシップが生まれるように
夫婦でお互いに最高のパートナーになるためには、夫婦カウンセリングを進めることが非常に役立ちます。
一朝一夕で「世界で一番自分のことを理解してくれているのはパートナー以外にない」となるのは難しいですが、重要なタイミングで夫婦カウンセリングをご利用いただくことで、お互いに最高のパートナーへとなっていけます。
2・くらしの環境に大きな変化が起きそうなとき(くらしの変化で忙しくなります)
くらしの変化は希望も満ち溢れる反面、一度に多くの新たなことへの対処が必要になります。
その対処に忙しくなると、小さなことへの話し合いが後回しになり、こんなはずではなかった、が起きやすくなります。
3・御二人が仕事の関係で距離が遠くなるとき(物理的な距離が心の支えを揺さぶります)
物理的に離れることで、コミュニケーションの機会は減り、一回一回のコミュニケーションの密度が薄くなります。
心配しているのに、本当に必要な具体的な状況の共有が難しく、心配しているのにどこか他人事のように聴こえてしまうことも。
さびしさが拍車をかけて、以前とは違って心配してくれないといった勘違いが生まれることも。
物理的な距離は心の支えを揺さぶることに注意してください。
4・出産や子育てで大変なときに(間違えると大きなすれ違いの原因に)
出産や子育ては、パパとママの意識がずれてきます。
その意識のずれを解消できるなら解消するか、もしくは、意識のずれがあってもかまいませんのでその期間にするべき準備をしておくことが、後々の円満な育児を助けます。タイミングを見て必要な話し合いができた夫婦は、非常に強力なパートナーシップを持ちます。
5・家事の分担がうまくいかないとき(小さなことからコツコツ解決)
家事については、いろいろな協力の仕方があると思います。
家事についての受け止め方や考え方を夫婦で深く広く掘り下げて整理しておくことができます。将来的な見通しまで含めて、家庭内の家事の協力方法についてアイディアを整理しておくと日々のストレスは激減してプチ幸福感の連続です。
6・理想の夫婦関係や家庭観がパートナーとずれてきたとき
上記の1~5のいずれか、その他のことで何か話し合えていないことがあるのではないでしょうか。
夫婦でのカウンセリングを行うことはできますが、長期的な視点でご夫婦で一つずつ歩調を合わせていただく必要があります。
また、夫婦カウンセリングとは別に単独でのカウンセリング必要になる場合もあります。
7・お子さんご夫婦に気になる様子の問題があるが、どう関わってよいかわからない
ご自身のお子さんの夫婦関係や家庭環境が気になる方がいらっしゃると思います。
気の持ちようや、現代の結婚生活のステップについて、時代に合わせた理解の仕方をしなければ落ち着いて見ていられるものではないといった方もいます。昔と比べたら信じられない、といったご意見も伺ったことがあります。
気になる問題について第三者に尋ねてみたいことがあれば、ご相談されることで見通しが持ててどのように関わったよいかの参考になるかもしれません。
8・その他の方
これまでご紹介した1~7に該当しない方でも、気になることがありましたら、30分の無料相談もございますので、お気軽にご相談ください。お待ちしております。
チャイルドリーフとLuckBlidalClub(結婚相談所)は、
相互に顧問契約を締結しました。
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